Re:Re2:携帯メールについて
久々に会った友人と色々会話をしていたところ、ふと昔のことを思い出したので記事にすることにしました。
みなさんは携帯電話、いつ頃から使っていますか?
近年はスマホの普及率も上がり、小学生ですらスマホを持っているのを見かけるようになっています。待ち合わせとかもライングループでやるのでしょうか。
明日何時に公園なー!って適当に決めたのになぜかちゃんと揃っていたあの頃に戻りたい。
僕が初めて携帯を手にしたのは中学校2年生の頃だったと記憶しています。2010年ごろですね。
9年前…………???????けいおん2期……………????去年じゃないの……………????
時の流れに恐怖を感じたので閑話休題。
それでも当時は携帯電話を持つには結構早い方で、いざ持ったはいいものの友達が持っていないということも結構ありました。
中学校3年生〜高校1年生ごろになるとみんな携帯を持ち始めたり、その頃にはスマホも浸透してきたことを覚えています。
これが初めて手にした携帯です。タッチ機能も確かあったのですが雨で使えなくなりました。それでも今でも当時のデータは残ってますし起動もできます。すごい。
スマホを手にしたのは高校1年(2012年)で、ラインを始めたのもその頃だったのでそれまではずっとメールを使っていましたし、周りがスマホに完全に切り替わるまでは時間があったのでメールを使うこともありました。
ちなみにこれを読んでいる方は友人間でメールって送ったことありますか?
こんなんきたらこわい。
世代にもよるとは思いますが、最初からラインでやりとりしている、という方も多いかと思います。
僕はちなみにどちらかというとラインよりメールの方が好きだったりします。今ではラインしかほとんど使っていませんが、それでもたまにメールでやりとりしたいなと思うことがあります。ここからはそんな話です。
ラインをメインで使うようになった今でもメールのやりとりってなんだか僕は今でも忘れられません。
ラインは送った瞬間に相手に届き、相手が読めば既読がつく。
文章を送って説明が足りなければすぐ補足の文を送信できますし、送信の削除なんてのも今ではあります。
便利ではありますがとにかくスピーディー。現代社会の縮図とも言えますね。
一方メールはこちらが読んでも相手にはそれがわからない。逆にこちらが送信しても相手が読んだかわからない。
文章を打ち込んで送信するのにも数秒ほどですが時間がかかります。受信するのにも同じように時間がかかり、通知は人によりますが着メロなんかが数秒流れてバイブレーションします。光ったりもしますね。
そんな状況でしたから、例えば「おはよう」「今日暇?」「出かけない?」なんてラインのように連投していたら送るのも手間ですし返信する側もどのタイミングで返信したらいいか困ってしまいます。
経験した人ならわかるかと思いますが何回も着メロ流れるのはだいぶうるさいです。ラインのスタ爆(※スタンプを大量連打すること)といい勝負かもしれません。
そのためメールで送るのであれば「今日暇?」だけで送信して待機したり「今日暇?どこどこ行くけど一緒行く?」といった文章になります。現在でもラインでも同じような文章で送ることはありますね。
とはいえ決定的に違うのはやはり既読と通知のシステム。
例えば朝送った場合、ラインであれば既読がつけば相手が少なくとも起きていることはわかります。メールだとわかりません。
携帯によるかもしれませんが「メールを受信しました」の画面が表示されても誰からのメールかは受信ボックスを開くまでわかりませんでした。ラインだと何も設定していなければ「名前:文章」になるのでここも違うところかなと。
簡潔にまとめるとメールは相手が見たかどうかもわからない上にやや時間がかかります。
やはりどうしてもラインに慣れてしまうと不便ではありますが僕は前述した通り結構そこが好きです。
そういえば送信したメールを確認するには送信ボックスを見る手間もありましたね。あれもなかなか確認するのが手間でした。
メールの文章を考えて送信前に推敲する。よし、と送信する。「メール送信中」の文字を眺めながらああこここう書けばよかったかな、なんて思う。送信が完了すると相手からの返信をドキドキしながら待つ。読んだのだろうか、どう返ってくるのだろうか。
「メール受信中」そう画面が光るのを見て胸が高鳴り、設定している着メロに合わせて携帯が振動する。受信ボックスを開くと新着メールがある。
ああなんだ、友達か。なんて思っていたらもう一件受信する。さっき送ったメールの返事が来ている。友達への返事は後にして中身を読む。うまく伝わった。質問された。ああどうしよう。すぐ返事していいのかな。こう答えて相手にも聞いてみようかな。と思いながら文をまた打ち込む。
これをずっと繰り返していたらいつのまにかメールタイトルの「Re:」の数がすごいことになっている。これだけやりとりしたんだ、と目で見てわかってなんだか嬉しくなる。
友人へのメールはひとまず返しておいて、またメールを待つ。
これの繰り返しが僕は大好きでした。
もちろん今でもラインを送る時にドキドキすることはあります。とはいえメールを待つあの瞬間には勝てないものがありますし、今では味わえない思い出としてメールが大好きです。
好きな子からの着信音だけ変えたりしたい。当時はアニメ版『半分の月がのぼる空』の主題歌『青い幸福』のイントロにしていました。いつの時代のオタクかバレてしまう。
メールのやりとりが好きな理由としては以上ですが、あの当時だったから起きた僕の青春の1ページを掲載します。ちなみにここが書きたかったところです。
メール世代の人は懐かしさを、ライン世代の人はこんな時代もあったんだと感じてください。
登場人物
ぼく
好きだった子(携帯未所持)
好きだった子の友達(メールの相手)
当時のぼくは好きだった子にフラれて1年が経っていました。初めての告白でした。
言動や行動が男勝りでそんなところが好きだった……なんて話は別の記事にあるので是非。
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(みなさん感想ありがとうございました)
時は少し経ち中学3年生。その友達とアドレスを交換してメールのやり取りをしていました。
こんな感じ。恥ずかしい。けいおん9年前!!?!?!?!?(2回目)
送信したメールも載せようと思っていましたが残ってなかったので受信したものだけです。
楽しく会話をするような相手で、アニメの話なんかをしてました。初々しい。優しかったです。後の元カノです。
友人の家で遊んでいたある日、メールがその子から来ました。こんな内容です。
なんだか急にラフな文章だな、と思い「どうしたの?」とおそらく返信しました。
そうするとこのような返信が。
キレてる?そう思いましたが明らかにおかしい。暇だよ、と送信するとしばらくして携帯がまた震える。
ここで僕は察しました。これ、送ってるの本人じゃないなと。どんな話をしたらいいか聞いてみました。
隠しているところはフラれた相手の名前です。相手、まだ気づいてないと思ってるんだなと思わず笑いながらも合わせることにして「いい友達だと思ってるよ」なんて送ったと思います。
ふーん、なんて返ってきそうだなと思えば返信は思わず声が出る内容。
直球すぎる。あいつ、どんな気持ちでこれ送ってるんだ。絶対にあいつが送ってると確信していたのでそれならもう言ってやろうと「まあ、好きだよ」なんて送りました。もっと違ったかもしれませんが好きだとは伝えました。
精一杯の反撃で、もしかしたら向こうで二人で相談しながら送って恥ずかしがってるんじゃないのか、なんて期待をしていました。今好きだよ、とは言われないだろうと思っているとさらに返信。
ネタばらしの時間だ!今更か!とツッコミたくなる気持ちを抑えて「○○(携帯の持ち主)だよね?」とまだ騙されてあげました。
意気揚々とネタばらしをされて、まんまと騙されていた僕を見て笑っていることにやってやった、という気持ちと笑わせられたという気持ちでこっちも笑顔。それでも気づいてなかったふりを装って「え?どういうこと?」と聞いてあげることにするともっと嬉しそうな返信。
知ってるよ!そう思いましたがわざわざ人の名前を借りて気持ちを確認してきたことに嬉しさとドキドキでいっぱいで、なんだかもう一回好きになりました。その結果どうなったかは前述した記事に書いてます。
今更ですが受信した時間を見ると、一回のやりとりに数分かかってたりして向こうもドキドキしてたのかなと思ってしまいますね。送りなよー、とかやってたのかな。それともおちょくる気持ちだけだったのかな。うわしんどい。何?
短文でのやりとりですし、ラインでも同じようなことはもちろんできますが携帯を持っていない、ということがあった時代だからこそ起きたことだったのかなと思います。
それでも送って待っている間が本当に楽しくて、ラインと違って既読がつかないので読んで考える時間もそれなりにあったことが大きな違いです。
増えていく「Re:」の数があいつと今これだけやりとりしてるんだな、と確認できたのも本当に幸せでした。
もう戻れないあの頃、スマホが普及してラインでのやりとりがメインになってしまい味わえることのないメールでのやりとりに思いを馳せた話でした。
この記事書くために昔の携帯引っ張り出して他のメール見てたら泣けてきました。助けてください。ここまで読んでせめて楽しんでくれたら幸いです。
需要があればまたこの手の話は書きますが最近メンヘラチックな話題が多いので嫌な方は一言くれると検討します。
できれば今のうちにこの手の話は消費しときたいところ。
じゃあ、また。
ーEND-