これで満足!お役勃ち日記!

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Re:Re2:携帯メールについて

久々に会った友人と色々会話をしていたところ、ふと昔のことを思い出したので記事にすることにしました。

 

みなさんは携帯電話、いつ頃から使っていますか?

 

近年はスマホの普及率も上がり、小学生ですらスマホを持っているのを見かけるようになっています。待ち合わせとかもライングループでやるのでしょうか。

明日何時に公園なー!って適当に決めたのになぜかちゃんと揃っていたあの頃に戻りたい。

 

僕が初めて携帯を手にしたのは中学校2年生の頃だったと記憶しています。2010年ごろですね。

 

9年前…………???????けいおん2期……………????去年じゃないの……………????

 

時の流れに恐怖を感じたので閑話休題

 

それでも当時は携帯電話を持つには結構早い方で、いざ持ったはいいものの友達が持っていないということも結構ありました。

 

中学校3年生〜高校1年生ごろになるとみんな携帯を持ち始めたり、その頃にはスマホも浸透してきたことを覚えています。

 

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これが初めて手にした携帯です。タッチ機能も確かあったのですが雨で使えなくなりました。それでも今でも当時のデータは残ってますし起動もできます。すごい。

 

スマホを手にしたのは高校1年(2012年)で、ラインを始めたのもその頃だったのでそれまではずっとメールを使っていましたし、周りがスマホに完全に切り替わるまでは時間があったのでメールを使うこともありました。

 

ちなみにこれを読んでいる方は友人間でメールって送ったことありますか?

 

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こんなんきたらこわい。

 

世代にもよるとは思いますが、最初からラインでやりとりしている、という方も多いかと思います。

 

僕はちなみにどちらかというとラインよりメールの方が好きだったりします。今ではラインしかほとんど使っていませんが、それでもたまにメールでやりとりしたいなと思うことがあります。ここからはそんな話です。

 

ラインをメインで使うようになった今でもメールのやりとりってなんだか僕は今でも忘れられません。

 

ラインは送った瞬間に相手に届き、相手が読めば既読がつく。

文章を送って説明が足りなければすぐ補足の文を送信できますし、送信の削除なんてのも今ではあります。

便利ではありますがとにかくスピーディー。現代社会の縮図とも言えますね。

 

一方メールはこちらが読んでも相手にはそれがわからない。逆にこちらが送信しても相手が読んだかわからない。

文章を打ち込んで送信するのにも数秒ほどですが時間がかかります。受信するのにも同じように時間がかかり、通知は人によりますが着メロなんかが数秒流れてバイブレーションします。光ったりもしますね。

 

そんな状況でしたから、例えば「おはよう」「今日暇?」「出かけない?」なんてラインのように連投していたら送るのも手間ですし返信する側もどのタイミングで返信したらいいか困ってしまいます。

 

経験した人ならわかるかと思いますが何回も着メロ流れるのはだいぶうるさいです。ラインのスタ爆(※スタンプを大量連打すること)といい勝負かもしれません。

 

そのためメールで送るのであれば「今日暇?」だけで送信して待機したり「今日暇?どこどこ行くけど一緒行く?」といった文章になります。現在でもラインでも同じような文章で送ることはありますね。

 

とはいえ決定的に違うのはやはり既読と通知のシステム。

 

例えば朝送った場合、ラインであれば既読がつけば相手が少なくとも起きていることはわかります。メールだとわかりません。

 

携帯によるかもしれませんが「メールを受信しました」の画面が表示されても誰からのメールかは受信ボックスを開くまでわかりませんでした。ラインだと何も設定していなければ「名前:文章」になるのでここも違うところかなと。

 

簡潔にまとめるとメールは相手が見たかどうかもわからない上にやや時間がかかります。

 

やはりどうしてもラインに慣れてしまうと不便ではありますが僕は前述した通り結構そこが好きです。

 

そういえば送信したメールを確認するには送信ボックスを見る手間もありましたね。あれもなかなか確認するのが手間でした。

 

メールの文章を考えて送信前に推敲する。よし、と送信する。「メール送信中」の文字を眺めながらああこここう書けばよかったかな、なんて思う。送信が完了すると相手からの返信をドキドキしながら待つ。読んだのだろうか、どう返ってくるのだろうか。

「メール受信中」そう画面が光るのを見て胸が高鳴り、設定している着メロに合わせて携帯が振動する。受信ボックスを開くと新着メールがある。

ああなんだ、友達か。なんて思っていたらもう一件受信する。さっき送ったメールの返事が来ている。友達への返事は後にして中身を読む。うまく伝わった。質問された。ああどうしよう。すぐ返事していいのかな。こう答えて相手にも聞いてみようかな。と思いながら文をまた打ち込む。

これをずっと繰り返していたらいつのまにかメールタイトルの「Re:」の数がすごいことになっている。これだけやりとりしたんだ、と目で見てわかってなんだか嬉しくなる。

友人へのメールはひとまず返しておいて、またメールを待つ。

 

これの繰り返しが僕は大好きでした。

 

もちろん今でもラインを送る時にドキドキすることはあります。とはいえメールを待つあの瞬間には勝てないものがありますし、今では味わえない思い出としてメールが大好きです。

 

好きな子からの着信音だけ変えたりしたい。当時はアニメ版『半分の月がのぼる空』の主題歌『青い幸福』のイントロにしていました。いつの時代のオタクかバレてしまう。

 

メールのやりとりが好きな理由としては以上ですが、あの当時だったから起きた僕の青春の1ページを掲載します。ちなみにここが書きたかったところです。

メール世代の人は懐かしさを、ライン世代の人はこんな時代もあったんだと感じてください。

 

登場人物

ぼく

好きだった子(携帯未所持)

好きだった子の友達(メールの相手)

 

当時のぼくは好きだった子にフラれて1年が経っていました。初めての告白でした。

 

言動や行動が男勝りでそんなところが好きだった……なんて話は別の記事にあるので是非。

 

関連記事

satisfaction0721.hatenablog.com

 

(みなさん感想ありがとうございました)

 

時は少し経ち中学3年生。その友達とアドレスを交換してメールのやり取りをしていました。

 

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こんな感じ。恥ずかしい。けいおん9年前!!?!?!?!?(2回目)

送信したメールも載せようと思っていましたが残ってなかったので受信したものだけです。

 

楽しく会話をするような相手で、アニメの話なんかをしてました。初々しい。優しかったです。後の元カノです。

 

友人の家で遊んでいたある日、メールがその子から来ました。こんな内容です。

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なんだか急にラフな文章だな、と思い「どうしたの?」とおそらく返信しました。

そうするとこのような返信が。

 

 

 

 

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キレてる?そう思いましたが明らかにおかしい。暇だよ、と送信するとしばらくして携帯がまた震える。

 

 

 

 

 

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ここで僕は察しました。これ、送ってるの本人じゃないなと。どんな話をしたらいいか聞いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

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隠しているところはフラれた相手の名前です。相手、まだ気づいてないと思ってるんだなと思わず笑いながらも合わせることにして「いい友達だと思ってるよ」なんて送ったと思います。

 

ふーん、なんて返ってきそうだなと思えば返信は思わず声が出る内容。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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直球すぎる。あいつ、どんな気持ちでこれ送ってるんだ。絶対にあいつが送ってると確信していたのでそれならもう言ってやろうと「まあ、好きだよ」なんて送りました。もっと違ったかもしれませんが好きだとは伝えました。

 

 

精一杯の反撃で、もしかしたら向こうで二人で相談しながら送って恥ずかしがってるんじゃないのか、なんて期待をしていました。今好きだよ、とは言われないだろうと思っているとさらに返信。

 

 

 

 

 

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ネタばらしの時間だ!今更か!とツッコミたくなる気持ちを抑えて「○○(携帯の持ち主)だよね?」とまだ騙されてあげました。

 

 

 

 

 

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意気揚々とネタばらしをされて、まんまと騙されていた僕を見て笑っていることにやってやった、という気持ちと笑わせられたという気持ちでこっちも笑顔。それでも気づいてなかったふりを装って「え?どういうこと?」と聞いてあげることにするともっと嬉しそうな返信。

 

 

 

 

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知ってるよ!そう思いましたがわざわざ人の名前を借りて気持ちを確認してきたことに嬉しさとドキドキでいっぱいで、なんだかもう一回好きになりました。その結果どうなったかは前述した記事に書いてます。

 

今更ですが受信した時間を見ると、一回のやりとりに数分かかってたりして向こうもドキドキしてたのかなと思ってしまいますね。送りなよー、とかやってたのかな。それともおちょくる気持ちだけだったのかな。うわしんどい。何?

 

短文でのやりとりですし、ラインでも同じようなことはもちろんできますが携帯を持っていない、ということがあった時代だからこそ起きたことだったのかなと思います。

 

それでも送って待っている間が本当に楽しくて、ラインと違って既読がつかないので読んで考える時間もそれなりにあったことが大きな違いです。

 

増えていく「Re:」の数があいつと今これだけやりとりしてるんだな、と確認できたのも本当に幸せでした。

 

もう戻れないあの頃、スマホが普及してラインでのやりとりがメインになってしまい味わえることのないメールでのやりとりに思いを馳せた話でした。

 

この記事書くために昔の携帯引っ張り出して他のメール見てたら泣けてきました。助けてください。ここまで読んでせめて楽しんでくれたら幸いです。

 

需要があればまたこの手の話は書きますが最近メンヘラチックな話題が多いので嫌な方は一言くれると検討します。

できれば今のうちにこの手の話は消費しときたいところ。

 

じゃあ、また。

 

 

 

                                                     ーEND-

You

きっかけはただ、なんとなくだった。

久しぶりに会いたいな、とかあいつ元気かな、とかそんなもんだった。

だからあいつを地元の祭りにかこつけて呼ぶことにしたのだ。

こうして僕の夏は少し遅れた梅雨の雨と共に始まろうとしていた。

 

 

1.愛のプレリュード

 

そもそも僕とあいつの出会いは小学校6年生……今から11年前に遡る。

たまたま隣の席にいて、脇腹を小突いてきたりだとか、殴ってきたりとかでからかってきたのだ。

最初はなんだこいつ、と思っていた。いきなり暴力を振るってくる相手に対してそう思うのは当然だろう。

話しているうちに気がつけば仲良くなって、お互いにアニメが好きなこともわかった。

エヴァ』だとか『ハルヒ』、『ひぐらし』なんかの話をしていた覚えがある。今でもそれらの作品を観ると当時を思い出す。

その頃の僕には好きな相手はいなかったのだが、いつだったか友人に「あいつのこと好きなんじゃないの?」と言われて意識するようになった。それが始まりだった。

中学も同じ学校に進み、小学校の時から特に変わらない仲だった。

スカートを全く履かない、履きたくないと言っていたあいつが制服でスカートを履いていたときのことは今でも覚えている。心底可愛いかった。

スカートでしおらしくなることもなく僕の生徒手帳を盗んで中庭で鬼ごっこ始めたりだとか、僕の股間を蹴り上げたりだとかしていたけども。

そうこうしているうちに僕の中であいつの存在はどんどん大きくなっていった。当時好きだった『ハルヒ』に僕とあいつの2人を重ねたりもした。恥ずかしい話だ。

そんなこんなで中学2年の夏祭りの日。僕はあいつに告白することを決めた。

結果から言えば失敗だ。呼び出したはいいものの何も言えなかった。

あいつは何もないんなら帰る、と帰ってしまい、僕はその場に残された。

友人達の元へ向かい慰められたりラブプラスを起動したら急に起動できなくなったりしたのはまた別の話。

とにかく、それが1回目の告白だ。来年で10年目になる。

2回目は中学3年だったか。校舎の階段に呼び出したが、その時も言えなかった。あいつはまた怒っていた。

中学を卒業し、高校に上がるとあいつとは別の高校に進学することになった。

それでもあいつとたまにメールだったり話したりはしていた。

中学に比べると会うことはもちろん少なくなったし、僕も僕で別の相手と付き合ったりもした。

このまま程よい友達でいられたらいいや、そう考えていた。

だけれどそれは無理だった。3回目の告白をした。高校3年のことだ。

2回呼び出して何も言えなかった僕は、地元の夏祭りの後カラオケに友人と行きそこでメールで想いを伝えた。

答えはノー。正直諦めていたし、そうだろうなと思っていた。

今度こそ完全に決着がついてもう何もないだろう。そんな風に日々を過ごし、就職を決めた11月の話である。

友人の家にいた僕に連絡がきた。送信元はあいつだった。何の用だと思い、パンドラの箱を開くような気持ちで内容を確認した。

そこにはこういった内容が記されていた。

「私は君のことが好きだと気付きました」

友達と遊んでいたカードゲームの手が止まりかけた。おぼつかないような手でカードを置いて返信する。

もちろん答えはイエスだ。

だがここから別れるまでの数ヶ月、手を繋ぐことはおろか一回も会わずに別れを切り出された。

会えなくて寂しい、だとかやっぱり合わないね、とかではなく急な別れであった。理由は、わからなかった。

そして別れてからも僕はしばらく会うことも連絡を取ることもなかったのだが、ある時急にカラオケに行くことになった。

2人きりではなく共通の友人込みだったし、会いたかったからもちろん行った。

昔のように騒いで笑って、なんだかんだで楽しくやれた。なんで告白したの、とは聞けなかったが。

そこからは2年後の成人式まで連絡もせず会うこともなかった。成人式でもいつも通りだったし、ああこれならまた仲良くなれるななんて頭のどこかで思っていた。

いつかまた関係を戻して前みたいに遊べたらいいな、そんなもんだ。

 

 

2.キスしてほしい(トゥー・トゥー・トゥー)

 

前置きが長くなった。計10年以上の付き合いとなればそれは長くもなる。

話を現在に戻そう。

去年も祭りにかこつけて呼ぼうとしたのだが、当日急に呼んだため来なかった。

だから今年は前もって連絡をしておいた。祭りにくるやつ集めてるけど来ないか、と。

答えはイエス。快諾だった。

そこから1週間近く、とにかく気が気でなかった。仕事も手につかなければ酒の量は増えた。

あいつに会える。それだけで少年時代のように胸が高まっていた。

当日に近づくにつれあいつのことを好きな自分に気がつき、もう一度だけ告白しようと決めた。

青春の決算だ。さっきも言ったが、面と向かって言えたことがなかった俺に対するケジメだ。

4回目の告白。人生で同じ相手にこんなに告白することはそうそうないな、と自分を笑った。

それだけ好きなんだということを改めて実感し、いよいよ祭りの当日を迎える。

 

 

3.冒険でしょでしょ

 

よりによって当日は仕事で、天気は雨でその上残業だ。

祭りの会場も閉まってしまうだろう。

今日は会えないかもしれない。それは……何故かとても悔しかったのでまず連絡を取る。

祭りの会場は閉まるだろうし店で飲もう、駅にこの時間に来てくれたら助かる。

そう伝えるとわかった、と言われた。いよいよ逃げ場がない。

友人2人を呼んでいたので、彼女含め4人で飲んだ後呼び出そうと決めていた。

仕事が終わり次第電車に乗り込んだ。果たしてこれは地獄行きか、天国行きか。それとも。

2年と少しぶりに彼女と再会する。そのことだけで、胸の高まりが抑えられなかった。どんな姿になったのだろうか、どんなことがあったのか、何を話そうか。駅が近づくにつれ鼓動は高まる。

たった5分の乗車時間はいつもの倍以上に感じられた。

電車の中でもあいつと連絡していた。久しぶりの連絡だというのに、昔のようになんでもない会話が繰り広げられていた。祭りに向かう。あいつに会う。本当に会うのだ。あの時と同じだ。

いまいち実感のないまま駅の階段を降りると、そこにあいつはいた。なんだか前より色っぽくて、だけど昔のままのあいつがいた。

「よう」

そう言った僕の顔を見るなり笑って「お前本当変わってないな」、そう言われた。お互い様だ、俺は太ったけどな。太ったなんて話題はやめろ、なんてまたしょうもない話をした。

「大学に行ってから昔よりも性格とかやばくなったよ」なんて言ってやがる。僕はそういうお前が好きだった。

そんなことはまだ言えない。今じゃない。

友人と連絡を取るフリをして待ち合わせまで時間を稼いだ。少しでも2人きりで話したかった。

「じゃあ行くか」、そう言って駅前の道を並んで歩き始めた。こうやって歩くだけでも幸せだ。電車に乗っていた時と時間の流れは真逆で、瞬く間に待ち合わせのコンビニについた。友人たちと合流し、2人だけの時間は終わりを告げる。

友人たちともまた、昔と同じような笑い話をしながら飲み屋へ赴いた。彼女は僕の右隣に座った。友人が気を利かせてくれたのだ。そういや酒は飲むのか、と聞いたら、とりあえずうちもビールで、と返答された。

一緒に酒を飲む日がくるなんて思わなかったのですでに泣きそうだった。改めてこれまでに経過した年月を実感した。

酒が入った後も、昔の話や恋人の話なんかをしていた。口は止まらない。

共通の知り合いの悪口で大いに盛り上がり、僕のかつての恋人のことで盛り上がった。酒の悪戯だろうか、やたらと色っぽく、可愛く見えた。前より大人になった口元や胸元を見てしまい、ドキドキが止まらなかった。酒に酔わされているのか、あいつに酔わされているのか。両方だろうな、と顔が赤くなる。

彼女がトイレに行った瞬間に思わず友人に「あいつ可愛すぎるだろ」とそう言ってしまった。友人は笑っていた。

僕がこいつを好きで、周りはそれを知っている。中学のときそのまんまの光景だ。「カラオケに行きたい」と彼女が言ったので、それに従った。2人きりになりたかったが、これはこれでいいだろうと思った。

「男と今から徹夜でカラオケ行くって言ったら親に避妊はしろって言われたけどさ、そもそもお前ら男として見てないからな」

おいおい、そりゃないぜ。

 

 

4.僕の歌を総て君にやる

 

店を出ると雨が降っていた。友人の傘を彼女が借り、僕はそれに入れてもらった。相合傘だ。肩と肩がぶつかる。溶けて混ざりそうなぐらいに距離が近い。

コンビニまで歩いてタクシーを呼び、僕の家の近くにあるカラオケへと向かった。彼女は前の席に座っていた。そりゃ男に挟まれたくはないだろうしな。いや、そんなことは気にしない性格だったか。

カラオケは1時間と少し後での案内とのことで、それまで僕の家で待つことになった。好きだったこいつが、友人付きとはいえ僕の家に来る。全く予想してなかった出来事に心臓がさらに高鳴る。

家の近くのコンビニまで飲み物を買いに行き、あいつが「これ美味そう」と言ったジュースを買ってやった。

一口ぐらいもらえばよかったが頭が回らなかった。

家では、昔に戻ったようにはしゃぎながら4人でゲームをした。心底楽しかった。しかしこの時間もすぐに終わり、俺たちはカラオケへ向かった。

「こいつの喉枯れるまで歌わせるから」、彼女にそう言われたからには乗るしかない。『MaybeBlue』、『ByeByeMyLove』、『真夏の夜の夢』……。僕が大好きなラブソングを、ありったけの想いで歌った。

「『ライオン』をデュエットしよう」、そう前もって決めていたので2人で歌うことにした。まだ喉が、という彼女の言葉に甘えて心の準備をしていた。僕がランカであいつはシェリル。2人で初めてのデュエットだった。そのことだけでめちゃくちゃに嬉しくて、正直歌どころじゃなかった。楽しそうにしている彼女を見るとそれだけで満たされていった。

カラオケでも隣に彼女は座っていて、時折肩がぶつかった。腕を伸ばせば抱きしめられる距離だった。右腕を伸ばしてみたら肩に当たって、そのまま抱きしまることができる一歩寸前だった。彼女の歌や笑う声や顔や大人びた体その全てが僕を虜にして離してくれなかった。

ずっとこいつに酔っていた。いくら気合を入れて歌ってもこいつのことしか頭になかった。

「こいつのマイク呪いのマイクだから。使うとなんか憑依されるよ」そう言って僕のマイクを頑なに使わない彼女。なんだよそれ、なんて言うと普通に使い始めた。ああ、このノリ、昔のままだ。

持っていた酒を飲んでそのまま「やるよ」と誘ったが、あいつは飲んでくれなかった。間接キスにはならなかった。僕は告白の練習だと言わんばかりにラブソングや思い出のアニメソングを歌った。あいつは米津やボカロを高らかに歌っていた。その姿は愛しくて仕方なかった。

楽しかった時間はまたも終わりを告げる。最後の曲は『明日晴れるかな』で締めた。このあと僕以外の三人はタクシーで一緒に帰ることになる。僕は家まで歩けばすぐなので、そのタクシーに乗る必要は全く無かった。むしろ乗る方が無駄だ。

だけどまだ言えていない。

想いを伝えられてない。

このまま帰るわけにはいかない。

 

 

5.今でも君を愛してる

 

「タクシー乗るよ、どうせ暇やし」

そう言って迎えに来たタクシーに乗り込んで地元の駅で降りた。行きのタクシーでは前に座っていた彼女は今度は僕の隣に座っていた。また肩が当たった。柔らかかった。心臓が爆発しそうだ。

何を話したかは酒と眠気で忘れてしまったが、気がつけばタクシーは地元の駅に着いた。友人2人のうち片方はバイク、もう片方は徒歩で帰ると言ったので、その場で別れを告げた。ここから先は、本当に2人だけの時間だ。

深夜4時過ぎの駅前商店街は正真正銘僕たち2人だけだった。このままこの時間だけをガラスケースに入れて飾ってしまいたいぐらいだった。ずっと眺めていたかった。

雨はまだ止まない。むしろ勢いを増している。僕の傘に彼女を入れて2人でコンビニへ向かった。またしても相合傘だ。狭っ苦しい傘に2人入ってしょうもない話をして笑っていた。行きと同じ道を、同じように歩いた。コンビニであいつは大きめの傘を買った。1296円。金を出してやるのを忘れていた。

雨はさらに強くなっていた。後で知ったが、避難警告レベルの豪雨だったらしい。タクシーを使うか聞かれたが、僕は無理にでも歩くことを選んだ。「送ってやるから。だから歩こう」そう言った。彼女はついてきた。

2人で雨の中を歩き始めた。この歩みは一体どこへ向かうのだろうか。どこまで歩けるのだろうか。

「やっぱタクシー使えばよかったじゃん」なんて言われながら歩いていた。いいじゃんここまできたら、と誤魔化しながら心臓の高鳴りはピークを迎えていた。

ここで言おう。そう決めて橋を渡ったところで意を決した。

「あのさ」

「なに」

「お前が好きだからここまできたんだよ」

 

 

6.Raining

 

雨が一層激しくなったような気がした。初めて面と向かって自分の口で好きだってことを伝えた。わかっていたのかそうじゃないのか、「あっ、うん」そんな反応をされた。

降り注ぐ雨のように、口はどんどん言葉を紡いでいく。

「あのさ、ずっとお前のこと好きだったよ。今日呼んだのもさ、こうやって言いたかったからだよ。ここまできたのもお前と話したかったからだよ」

「でしょうね」

おいおい、わかっていたのか。と思いながら、さらに言葉は紡がれる。

「今までいろいろな相手と付き合ったよ。それでもお前が一番好きで、お前じゃなきゃダメなんだ」

「なわけない。もっといい人がいるよ」

「だってさ、来年で10年だぜ?初めて告白しようとしてから……覚えてるだろ?」

「……そっちが呼び出したくせに、何も言わなかったね」

「だから今、初めてこうやって言ってるんだよ」

「でもさ、うちみたいなやつよりもっといい人と付き合った方がいいよ。絶対いるから。お前には絶対いるから」

「それでもお前が好きなんだ」

好きという思いが言葉の形を得て口から走り出して行った。もう止められなかった。

「申し訳ないんだけどさ、うち、人のことどうしても好きになれないんだ。わかってても受け入れられない。人を信じられない。だから、ごめんな」

「だったらなんで高校の時告白したんだよ!」

ずっと聞きたかった質問を投げかける。

「人を好きになれるかなって思ったんだよ。でも無理だった。お前なら好きになれるかなって思ったけど無理だった。だから、わざと嫌いになるようにひどくフったんだ」

「でも……それでも好きだよ」

「お前、馬鹿だな」

「馬鹿だよ」

「うちのこと、嫌いになってくれたらよかったのに」

「嫌いになんてなれなかったよ。人を好きになれないならさ、今から好きになってみたらいいじゃん」

「無理だよ」

「だってあの時、一回も会わなかっただろ。今からだよ」

「無理だって」

「あのさ、理由はどうあれ好きになろうとしてくれたの本当に嬉しいんだよ」

「うん。でも、嫌いになったでしょ」

「ならないよ。全部含めて好きになってるから」

「……本当に馬鹿だなあ」

わかってるよ。

わかっていて馬鹿は歩みを止めなかった。

このままどこまででも歩いて行きたかった。

 

 

7.真夏の果実

 

「そこ、水たまりあるぞ」

もうどこが水たまりかなんてわからないのにわざわざそう言った。ずぶ濡れの田舎道を歩き続けた。道が悪いせいで足元は水まみれで、おまけに豪雨で服も散々濡れている。

道の先に見えるカーブミラーに着いたら、はっきり伝えようと決めていた。

「あのさ、一緒になって、そっから考えるのはダメなのか」

雨のせいで届いていないのか返事は聞こえない。

「なにー!?」

叫ぶ彼女の傘に入ってもう一度言った。 

「付き合ってから、考えよう」

「それは無理。好きって言われるのが苦しいんだよ。うちをこれ以上苦しめないで。トラウマにしないで」

「ごめんな」

「どうしても人が好きになれない。うちは家庭も普通で親からもまともに愛情もらってきたけど、それでも人からの好意を受け取れない」

ああ、ちゃんと僕のこと知ってんだな。知ってくれてるんだな。

交差点で「こっち」と彼女が言った。もう少しであいつの家に着く。この時間は本当の終わりを告げようとしている。酒を飲み、はしゃぎ、2人で濡れながら肩を並べて話しながら歩いた夢のような時間はもう終わってしまうのだ。

だから、どうしても言いたかった。伝えたかった。

「馬鹿だからそれでも好きだよ。……嫌いか?」

「嫌いじゃない。友達としては好き。好意を持とうとしたこともある。でもやっぱりダメだ」

「そうか」

友達として好き。友達として、と前置きがあっても好きと言われると苦しかった。受け止めきれなかった。どれがこいつの家なんだろう。そういや家も知らなかった。このまま着かなきゃいいのに。

そう願う僕の気持ちと反対に彼女は一軒の家の前で立ち止まった。

 

 

8.カウントダウン

 

その瞬間は来てしまった。

「じゃあ、うちここだから」

行かないでくれと願うも、彼女は無慈悲に言葉を続ける。

「こっからまだ歩くんでしょ?その傘じゃ濡れるからこっち使いなよ。貸すから」

「なあ、話を聞いてくれ」

「なに」

「お前のことが本当に好きだ」

「うちは無理。受け止めきれない。人を好きになれない。じゃあね。ごめんね」

「傘、ここで借りたらお前が濡れるだろ。玄関まで行くよ」

拒否はされなかった。少しだけ時間が伸びた。あとわずか数歩で家に入ってしまう。

「じゃあはい傘」

「待ってくれ」

思わず肩を掴んで呼び止めた。彼女の目を見て最後に聞いてくれ、と言おうとした瞬間だった。

「近寄らないで、来ないで」

目をそらされた。さっきまでとは違う声だった。本気で怒っていて、泣きそうな声に聞こえた。完全に拒絶されたのだ。

心からの拒絶だった。

「もう帰る」そう言った瞬間に家の電気がついた。彼女の祖母がドアを開けたのだ。

「あー、おばあちゃん。あのさ、結局歩いて帰ってきちゃった。この人にここまで送ってもらったの」

「あ、どうも。タクシーなかったし方向一緒だったんで……」話を合わせる。

「そうですか。風邪ひかないようにね」

「はい。ありがとうございます」

「じゃあはい、傘」

彼女が渡そうとする。受け取りたくない。受け取ってしまったら帰らなくちゃいけない。終わらせたくない。

「傘2本もいらないよ」

「ならそれと交換で」

「わかった、じゃあこれは今度返す」

「返さなくていい。じゃあね」

「待ってくれ、濡れた上着1枚だけ脱がせてくれ。風邪引くから。支度したら行くよ」俺はなんとかして時間を稼ごうとした。

「今日起きたら出かけなきゃいけないからお風呂入るの。早く行って」

強い語気で返す彼女に、「わかった。すぐ出て行く」と返さざるを得なかった。

「……じゃあね」

「…おう、またな」手を振って別れた。

祖母がいる以上、次の言葉は紡げなかった。

そっけない別れの挨拶をして玄関を後にした。

直接会話をしたのは、これが最後だった。別れを告げるその顔はまるで、仇敵を見据えるようだった。

 

 

9.祭りのあと

 

ドアは無慈悲にも閉められ、1人雨の中に取り残された。あいつのくれた傘が雨から俺を守ってくれたが、心の雨までは守ってくれなかった。豪雨だった。

家の近くで立ちすくんで、座り込んで、どうにもならなくなった。ここにいたらもしかしたらあいつが追いかけてきてくれるんじゃないか、なんて思った。もちろんそんなことはなく、僕はまた歩き出すしか選択肢はなかった。もう隣に彼女はいないのに。それでも歩き出さなきゃいけない。そう人に言ったのは俺だったのに。

散々全身が濡れていた。顔を濡らしているのは雨か涙かもうわからない。

どこにいけばいいのかわからず歩いていると、友人が迎えにきてくれると言ったので待つことにした。

豪雨の中待っていると車が着いた。

「すげえ濡れてんな」着いた友人は会うなりそう言った。

「そりゃこの雨だからな」精一杯返事をする。

「風邪、引くなよ」

「そうだな」

少しの間、沈黙が流れた。覚悟を決めるための猶予だったのかもしれない。

「……あのさ」窓を打ち付ける雨音を遮って、語り始める。

「フラれちまったよ。完璧にフラれた。あいつを好きになるとあいつは辛いんだってさ」

「そっか。お前はよくやったよ」

よくやった。友人のその一言で、ためていたものが全て溢れてきた。さっきまで言葉として溢れていた感情は今は涙という形でしか出てこなかった。

「あいつのこと本当に好きだったよ。好きだったんだよ。でもあいつは無理なんだ。好意を寄せるのがあいつにとって苦痛ならどうしようもないんだ」必死の思いでどうにか言葉を紡いだ。友人は黙って送ってくれた。

家に着くなり家に入り、風呂に入る気力すらなく、部屋で泣き崩れた。タオルだけはしっかり引いたけれど、濡れた服を干す気力なんてどこにもなかった。それでも眠れなかった。

 

 

10.アウェー・イン・ザ・ライフ

 

とにかくあいつに連絡を取ろう。その一心でLINEを開いた。

『傘、返すよ』

『いらない』

『返させてくれよ』

『いらない』

『そっか。なら使うよ。お陰で助かった。』

『そう」

『こんな時間まで付き合わせてごめんな。』

そのあと少し待ったが、返事はなかった。俺は諦めて眠りについた。

だが目覚めても返信はなかった。

『風邪、ひいてないか』

もうなんでもいい。返事をくれ。また話させてくれ。藁にもすがる一心で言葉を送った。

『ひいてないです』

返事は来た。そっけないにもほどがある返事だ。

『落ち着いたらまた会って話そう』意を決して送った。またさらに1時間ほど経った。返事が来た。

『私はもう会いたくないです』

ああ、全てが本当に終わろうとしている。

 

 

11.愛のささくれ~nobody loves me

 

「それくらい怖かった。もう会いたくないし友達にも戻りたくない」

彼女はこれまでの沈黙が嘘のように言葉を紡ぎ始めた。それはまるで、豪雨の後のダムの決壊に似ていた。

心の中に言葉の津波が流れ込んでいく。謝って許されるわけがないとわかっていても謝り続けた。

『許さないから謝らなくていい』

『言わなきゃ友達でいれたのかな』

『言ったことは怒ってないけどやったことは許さない』

『そのまま帰ればよかったな』

『そうね』

会話を終わらせたくない、その一心で必死に想いを綴った。本当は面と向かって言いたいことを全て文にして送った。ここで終わったら本当に全部が終わる。あの時間はもう二度と来ない。あいつを抱きしめることだってできない。

『後悔するのならそれはそれでいい。でも私は心変わりしないのでもう言ってこないで』

下されたのは、残酷な一言だった。次が多分ラストチャンスだろう。そう思って一番言うべきだったはずの言葉を送った。

『僕にとって一番大事だったよ。本当にありがとう』

既読はつかない。もうアカウントはブロックされていた。最後の言葉は、あいつに届かなかった。

昨日お互いにフォローしたツイッターも、あいつはすでにフォローを外して鍵をかけていた。今はもうブロックされ、完全にすべてを切られている。あれだけ昨日ツイッターの話で盛り上がり、隣にいるのにリプライしたりしたのに、その終わりはあまりにもあっけなかった。

ツイッターのホームには返信が見えないリプライだけが残された。相手を見ることもできない。もう言葉を伝えることはできない、あいつからの返事なんてないんだぞ。そう告げられているようだった。

 

 

12.Bye Bye My Love (U are the one)

 

そうしてすべてが終わった。他愛のない話も、少し大人びていた姿も、歌声も、触れあった肩も、笑い顔も笑い声も、思い出もなにもかもがもうすべて手の届かないところに行ってしまった。あそこで追いかけずに「じゃあ、またな」なんて言っていれば、きっとこうはならなかったんだろう。あいつに怯えられることもなかったんだろう。俺は好きな人間に好意という名の暴力を振るって恐怖を与えてしまった。

「うちのこと嫌いになってくれたらよかったのに」と彼女は言ったが、今はもうまったく逆になってしまった。

僕は一生この後悔を抱えて生きていく。あいつは俺のことを忘れてくれるだろうか。許してはくれないだろうな。またどこかで会えるかな。今は泣きたくても泣けなかった。雨は止まっていた。今朝みたいな雨なら泣けていたのかもしれない。涙を覆い隠してくれる雨はもういなかった。

10年のすべてが今、終わったのだ。僕はあいつといたかった。その気持ちがあいつを傷つけてもう二度と戻れなくなってしまった。言えなかったあの頃と、言い過ぎてしまった今。どちらが正しいかなんて正解はありはしないけれど、少なくとももう戻れないことは確かだろう。もうどうにもならないんだ。改めて文にして実感した。

それでも泣けなかった。泣くことすら俺には許されなかった。

部屋を出てリビングに出たら昨日ここにあいつがいたことを思い出してしまうから、リビングにすら行きたくなかった。家の前の道ですら、あいつと歩いたことを思い出してしまう。もう取り戻せない美しい思い出が、場所が、全てが責め続ける。もしかしたらあいつもこんな気持ちだったのかな、と思った。

今更気づいてもどうにもならないのに。

 

 

13.いつか何処かで (i feel the echo)

 

青春の決算をするつもりだったのに残ったのは心残りだった。

あいつとの関係は消えてしまった。

思い出は残ったけれど、決して許されない後悔も一緒に残った。

あいつの姿も脳内に残り続ける。

手に入りそうだった夏の幻が別れを告げずにフッと消えた。

じゃあな。大好きだったよ。まだ大好きだよ。また会おうな、なんて言ったけど会えないんだろうな。合わせる顔もないな。でもいつかどこかで、お互い心の整理ができたら会ってくれよ。そしたらまた酒でも飲んで話そう。いつかまたどこかでなんて許されることじゃないとわかっているけど、それでも、それでもいつかまた。

大好きだったよ。僕の一番好きだった人。僕の青春の全て。

 

今まで本当に、本当にずっとありがとう。

 

ごめん。さようなら。

カタナスリーブのレビュー

少し前にULTIMATE GUARD社から発売され話題になっていたカタナ(KATANA)スリーブ。

その名の通り日本産の高品質スリーブということです。

ネットでもその質に対してかなりいい評価がされており、何より「横入れがめちゃめちゃ気持ちいい」との声が上がっていたため僕自身気になっていました。

先日購入し、実際に使ってみたので参考までにレビューを書いておきます。

今回はターコイズと紫を購入しました。

 

・パッケージ

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「カタナ」の名の通り侍が描かれており、箱自体のデザインもなかなかいい仕上がりです。箱の上部の半円がスリーブの色となっております。

 

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側面です。「刀」の文字が勇ましいですね。文字の色もスリーブに合わせてあります。

「刀」の上にも色が書いてあるので安心。

日本産。めっちゃクリア。大会での使用向け。長く使える。完璧なシャッフル。Acid free,no PVCと書いてあります。

つまり大会向けの高品質スリーブってことですね。

裏面は各国向けに説明が書いてあります。ちなみにパッケージに日本語は「刀」の一文字しか載ってません。クールジャパン。

 

・値段と枚数

先ほどのパッケージの写真にも載っていましたが1350円です。内容量は100枚入り。ウルトラプロやKMCのスリーブなどに比べると割高ではあります。

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箱を開けると50枚×2セット入っています。侍の絵は描いてません。

50枚ずつなので一気に使わず半分残せるのも嬉しいポイント。

ちなみに箱の裏にも色は書いてます。助かる。

 

・スリーブの質

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裏面はサラサラしておりかなり手触りがいいです。滑りもよく、手汗が気になる今の時期でも問題なくシャッフルできるものとなっております。

僕は手汗をかく方ですが、シャッフルの際に困ることはほぼありません。手垢も他のスリーブに比べるとつきにくいのがいいですね。

発色もかなり綺麗でなおかつ透けることもありません。特に黄色や白などメーカーなどによっては透けてしまうものもありますが、その心配はないようです。

 

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並べるとこんな感じ。プレイマットの色に合わせて色を選べばかなりいい感じになりそうです。参考にするなら紫にしたらよかったなと今更。

 

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カードを入れるとこんな感じ。透明度が高く、ホイル加工されているカードは特に映えます。

インナースリーブをつけてもしっかりカードが入るサイズとなっているため安心です。こちらはアルミのインナーを付けて使用しています。おすすめはパーフェクトハードとの組み合わせですね。

 

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横入れをしている様子です。半分取って半分刺すとスリーブによってはうまく刺さらなかったり側面が引っかかってめくれかねない(特にキャラスリなど)こともありますが、そんなストレスとは無縁です。

無限に横入れできます。サクッ、スーッ。といった感じでスムーズに横入れできます。こればかりは実物を買うかもしくは借りて試してみてください。それだけの価値はあります。

通常のシャッフルも問題なくスムーズに行えるため、パッケージ記載の完璧なシャッフルは伊達ではありません。

 

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横入れも結構な回数しましたが側面は今のところ問題ありません。購入した時点での裁断面も綺麗でこれなら大会にも安心して持ち込めます。

 

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カードを入れる口も大きな歪みなどはありません。カードケースから出すときに指が引っかかって少し口が開いてしまったものがありましたが普段使いしている分にはそうそう傷物になることはないかと。

 

・総評

写真で伝わる部分と伝わらない部分があるかと思いますが、使用してみた感触としてはかなり好感触でした。

シャッフルに関しては本当に気持ちいいので是非サンプルがある場合や知り合いに借りられる場合は試してみてください。特に横入れ。

CSにもそれなりの頻度で出ているため安心して使えるスリーブという点では買って正解だったなと思います。

 

メリットとしては

・シャッフルがかなりしやすい

・色が豊富でなおかつ綺麗

・質が高く、トーナメントシーンにおいても安心して使用できる

・表面の透明度が高くカードが映える(特にホイルカード)

といった点です。大会に持ち込むものとしては優先して選べるレベルではないでしょうか。

 

デメリットとしては

・値段がそれなりにする

・場所によっては置いている店がない

・置いていても欲しい色がない場合が結構ある

・上にスリーブを重ねると特有のシャッフル感が味わえないため2重で止まる

・人と被る可能性がある

やはり値段がネックかなと思います。それ相応の価値はありますし、キャラスリ定価で2個買うのとあんまり変わらないのでそこは割り切り。

在庫の問題も結構悩みどころ。まず置いているショップを探した上でなおかつ欲しい色が残っているかによります。

今回紹介しているターコイズは特に見かけることが少ないため、この色が欲しくて使いたい場合は見かけた時に買うことをオススメします。

あとは被ったり3重以上が難しいことですかね。人と被りたくない!というだけの方はキャラスリ使えばいいんですけど、大会でもし被った時に相手と混ざったりする可能性もなくはないかなとも思います。その場合はお互いに気をつけましょう。

 

要望としては在庫の安定と一回り大きいキャラスリガードサイズの透明を出して欲しいですね。キャラスリなどの上につけて使えるようになったら最高。

一応透明はラインナップにあるため遊戯王ヴァンガードなどであれば2重目に使えるかと思います。これに関しては試してないので申し訳ない……。

 

とても使いやすいスリーブですので、興味がある方は是非。

実践!スピリチュアルデュエマ

突然ですがみなさんはCS勝ててますか?僕は惨敗しまくりです。

 

どうしたら勝てるようになるんだろう。引きが強くなれるんだろう。

そう考えた僕は閃きました。

 

運気を上げれば勝てるのでは???????

 

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オーラ力を高めていくしかない。

 

というわけで色々運気が上がりそうなことを試してみました。試したことを紹介します。

 

・壁紙を運気が上がるものにする

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エロ画像にしろってことですかね。

 

ネットで探してなおかつ人に見られても良さそうなものにしました。

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ご利益ありそ〜〜〜〜

 

・神社に行く

4個ぐらい行きました。

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指映ってるの写真下手すぎる。

 

・お神酒を飲む

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あんまりおいしくなかった。

 

・徳を積む

人に優しくした。

 

・これ

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うおおおおおおおおおお!!!!!

 

これだけしとけばいけますね。

 

いざ実践!!!!!!!

 

 

当日

 

1-5!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

お祈りする時間で自分のプレイングを磨く事に専念しましょう!!!!!!

 

 

最後に

神頼みより自分を信じられるようにするのが一番です。おわり。

2ブロックにおける《聖剣ナ・ベイベー》再び

以前このような記事を書きました。

satisfaction0721.hatenablog.com

 

この時はただの置物としての役割と相手にビートダウンデッキだと思い込ませる心理的誘導の役割があると記載しました。

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マリニャン2ブロで何で出さなかったんや。

一時期は2ブロック採用率トップとか言われてましたね。

 

 

時は流れて2ブロックの環境も変化。

DMマークが使えなくなったのはもちろんですがやはり一番大きいのは

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超GRゾーンの登場です。

 

裏面しか見えず中身が確認できない。【赤白轟轟轟】【ミッツァイル】など環境においても使うデッキが多いゾーン。

 

中身が見えない。使うデッキも多いととりあえず置いておくだけで相手に心理的揺さぶりをかけられるようになっています。

 

結論をはっきり言ってしまうと《聖剣ナ》置くよりよっぽど価値があります。

 

例えば超GRゾーンがある状態で《奇石ミクセル》をマナに置いた場合【赤白轟轟轟】【ミッツァイル】【絶十】もしくは【バラギアラ】どれか全くわかりません。

怖い。

 

こうなると《聖剣ナ》にフェイクとしての役割は最早存在しないものとなってしまいました。

 

普通にカードとして使う選択肢ももちろんなくはないです。

しかし現時点で2ブロック環境で《聖剣ナ》を使うデッキはほぼ見ないためこれは割愛。あったら教えてください。

 

そうなると《聖剣ナ》を何に使うか。

 

僕が思いついたのはこれです。 

 

ループ証明用のカウントストックとして使う。

 

「そんなこと言っても《聖剣ナ》1種類だと複数枚のカウントできないだろ!」

大丈夫です。そこは超次元ゾーン。

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4枚の《聖剣ナ》全てのスリーブを変えればいいのです。

わかりやすくオーバー変えてみました。

 

数の数え方はどうしたらいいか?こうしましょう。

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時計回りに回していくのです。昔《光の護封剣》でやりませんでした?

 

左上から1、2、3、4カウント(右上ミスってますね)

4カウントを超えたら裏面に返せば8カウントまでカウント可能。

 

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裏面にするとオーバーないからちょっとわかりにくいかも。

 

こうすることで例えばジョーカーズであればマンハッタン、ポクちん、ガヨウ神、もう1枚(2ブロックではデットソードは使えないので)の計4枚がカウントできます。

便利ですね。

 

CS中にサイコロは使用できませんし、墓地にあるカードでカウントしようとするとデッキに戻ったりした際などに困ることがあるのでゲームに干渉しない《聖剣ナ》はかなり有効なのではないかと思います。

 

CSや相手によってはダメな場合もあるかもしれませんので手順の説明と合わせて確認を行いましょう。盤面において効果で出てると勘違いされたりもなくはないかなと思うので。

 

これが役に立てば幸いです。

 

《聖剣ナ》自体は殿堂構築でたまに見ることもあるので弱くはないです。ストックとしての使い道しかないと断言するわけではないのであしからず。

 

前よりは多分マシな使い方だと思うけどカードとしての使い方じゃないのかわいそうになってきた。

 

思いついたから書いたけど万が一これでのストック証明がNGだった場合とかは消します。

岡山オフ〜地獄極楽岡山黙示録〜

ドグマブレードの夜を終え、目覚めた我々を迎えたのは地獄だった。

 

眼前に広がるはアナウォハウスのゴミ地獄。顔を上げればそこにはエアダッチの顔。昨日の夜、首がもげたところに塩ビパイプをぶっ刺して「これで首が動くようになったわ」と改造されたエアダッチの顔だ。

 

正直マジで怖かった。

 

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家にこんなの落ちてたら誰だって怖い。

夜通しドグマブレードやジョバンニミラーやメルゲループなどが繰り返されたアナウォハウス。寝たのは7時ごろだったため目覚めたのは10時頃だった。

 

支度してドグマブレード回してここでやっとシャワーを浴びることにした。こんなにやばいシャワーは初めてかもしれない。風呂にウォッカの空き瓶を置くな。

 

何だかんだ暗黒大陸を出発しバス停へ向かう。

道中幼稚園があったがここでてんろーは幼稚園児を調達しているのだろうか。

 

ありえんぐらい細い道に突っ込んでくるトラックを避けたりしてバス停へ到着。

 

タカトがコロコロチャンネルのデュエマのバロム回をめっちゃ推してきた。デッドマンによるバラギアラスリーブの説明が雑なのが最高。

 

モカワチャンネルのプレマが7kで売られてるならサティスファクションプレマは5億で売れると話していた。大手になりたくはないけど5億で売りたい。ココリコチャンネル最高。見てないけど。

 

ど真ん中太郎もフェアプロが紹介して1000円買取になるのを待っています。

 

何だかんだでバスに乗り駅近くのカドボへと向かう。

 

危険な岡山をスイスイと走って行くバスはまさにプロだった。ラクテがGWDならバスはクラッシュ覇道といったところか。

 

バスを降りていざカドセボへ。到着するとそこには凄まじいメンバーが揃っていた。

 

"喧嘩上等"鼓笛さん

"ウンコ・ソルジャー-うんこ置き場の使者-"あから

"人間シャドーボックス"てんろー

"陰毛握手"ラク

"エロレイヤーでは抜けない"あんみつ

"一般人枠"謎軸さん

 

これに

 

"リラックマの始祖"アナルウォッシュ・エアダッチエッチ・ねこさむ・ロトム

"サティスファクションの長"満足

"危ないココア"ミズゴロー

"ザラメ"タカト

 

が加わった。世はまさに世紀末。

 

かたやポケカ、かたやデュエマ、横を見ればドグマブレード。なんのオフ会だ?

 

てんろー&鼓笛&満足「カドショでバンドリ流すのキツすぎ」

そう、カドボは無限にバンドリを流していたのだ。ヘイト企業ブシロッパリを許すな!

 

そこからは無限にカードをしていた。

 

蟹工船斡旋業者かよ〜」「オーリリアングヘブフォゴルドーザゴゴゴ?」「ドグマブレードの世界一美しい8000や!」「なんでメルゲ4枚入ってんねん」「ままままんげ?」「チャパティアルパゴゴゴ?」「バンドリ!ガールズパーティうんぬんかんぬん!」

 

地獄である。

 

途中謎のおっさんがフリー申し込んできて「誰かの知り合いか?」と思ってたらてんろーが「僕たち身内でやってるんで」とガチ拒否で追い払った。岡山の有名な害悪らしい。

 

リラックマ被ったり限界マット使ってる集団に話しかけるのやばいだろ。

 

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オフの光景。平成最後の地獄とはここのことだ。

 

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岡山の山から生まれた禁断の星。

 

途中で僕、鼓笛さん、あんみつで飯を食いに行くことにした。モールの中のラーメン屋はガラガラだったが外に出て探すことにする。

 

噂に聞いていたきずなが並んでいたためもう一つのラーメン屋へ。

 

岡山の街は歩くたびに姿を変える。田舎だったり妙に都市に見えたり不思議な街だ。鼓笛さんが何かを見つけた。

 

「あっ指定暴力団!」

 

ファミリーマートだ。違法労働を許すな。

 

そうこうしているともう一軒のラーメン屋ダントツに着いた。店の前の看板には衝撃的な注意書きがある。

 

店の前で嘔吐しないでください。食べられる量で」

 

やばすぎる。

 

外には2人組の男しかいなかったため並んでみることにする。食券制のためあんみつが中に入って買おうとすると外の2人組の1人が一言。

 

「俺たち先に並んでんだけど」

 

意味がわからない。モールに戻ることにした。

 

道中死ぬほどゴミが落ちてたりしていた。ただの数分歩いただけでこれである。岡山、危険だ。

 

結果戻ってモールの中のラーメン屋に入った。岡山に来て博多ラーメン(注:僕はこれを博多ラーメンと認めない)を食べた。普通の味だった。

 

「飯を食べる時にカードを添えて写真を撮るな」そう語るのは鼓笛さん。

 

その通り。

 

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ちなみに福岡のラーメン屋は店員が親指をどんぶりに突っ込んで持ってくるところがあるゾ!(神羅万象チョコ

 

食べ終わったので下のスーパーでアイスと酒を買ってカドセの前の机で貪っていた。

99.99が無くて鼓笛さんはキレていた。許せねえよ。許せねえ!

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円卓会議。

 

酒を飲んでヤバいDMPの話をしながら笑っているとてんろーから電話。

 

「アナウォがバイト行くからリラックマ撮影したいらしい。戻ってきて」

 

戻るタイミングでアナウォとすれ違った。

 

「遅えよバイトや!」

 

こうして岡山の平和は守られたのである。確かに平成最後のリラックマ撮影し損ねたのちょっと悲しい。

 

しばらくカードをしているとタカトが紙コップにザラメを入れて配り始めた。配給か?ちなみにプレマの上にちょっとだけ溢れて地獄と化した。

※カドセは飲食可能です。念のため。

 

タカトのフルメタル超次元をシャカパチしたりしていた。音がうるさすぎて隣の遊戯プレイヤーがこっちを見ていた。

 

ノリだけでパックを剥いていたらコメントしにくい結果になった。しかしついに歴史的な瞬間が訪れた。

 

鼓笛さんがミステリーパックを買ったのだ。奇跡か?

 

中身はスターインザラブ。うん……。

 

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最強のふたり。夢のコラボ。ゼンアク。マジでプレマTシャツ二人とも来てると思わなかったのでまさかのコラボだった。 

 

鼓笛さんのど真ん中スペシャルのど真ん中太郎4枚にサインをしたりした。

 

その後鼓笛さんとタカトが帰ってしばらくして我々はサイゼへ向かった。

 

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サイゼで富豪になる僕。会計は1000円ぐらい。サイゼ、最高!

 

サイゼではツイッターで公開できない満足㊙️情報を公開。ツイッターでは公開できないためシェアるか?ラインで。

 

サイゼを出て岡山駅へ。あからは別れを告げる間も無く新幹線に乗った。

 

てんろーと謎軸さんは別方向の電車へ。僕あんみつミズゴローはあんみつ宅へ。ラクテは電車の方向が俺たちと同じだったので途中まで同じだった。

 

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目の前にいるのにツイッターを見る限界オタク軍団。

 

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マラチンポアナル……(別れの言葉)

 

電車を降りてあんみつ宅へと向かう。アナウォハウスと違ってあんみつハウスは綺麗であった。

 

 

アナウォが来て酒を飲んでキャスをして令和を迎えた。ミズゴローは爆睡しあんみつは玄関で爆睡して爆音でいびきを垂れ流していた。

 

疲れて寝た。

 

次の日は起きてドグマブレードして帰った。何時間ドグマブレードしたんだろう。

 

別視点での岡山オフの記事たち

岡山サティスファクションオフプロローグ - #エアダッチは空気羊の夢を見るか? http://sukatoro.hatenablog.com/entry/2019/05/02/145846

 

平成最後の日 限界集落 岡山旅行 - 喧嘩上等 〜5000杯〜 https://koteki0503.hatenablog.com/entry/2019/04/30/225043

 

ミヅゴロー「今日は岡山オフやw!」 - ミズゴローの戯れ日記 http://mizugoro5252.hatenablog.jp/entry/2019/05/03/000552

 

 

岡山オフ〜"乱振"舞神と暗黒大陸〜

平成最後の日、僕たちは岡山で時代の終焉を観測した。

 

仕事終わりに駅へ向かい、新幹線へ乗り込む。大型連休のため座れるか怪しかったがどうにか座れた。予想より大幅に早い到着となりそうだ。

 

しかし隣の男が凄まじいクチャラー。すさまじい音。動こうにも席がないので動けない。

これが岡山への道の洗礼なのかと実感する。

 

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なんだかんだでいざ到着。トイレへ直行。

そしてなっとうと合流する。やはり一発で気づかれる。"オーラ"だろうか。

 

駅のマックへ向かうとヤツらがいた。

そう、ラクテとミズゴローだ。明らかに危険だ。マイネームイズゴルドーとしっかり名乗っておいた。

 

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両側を倒さないと攻撃が通らない系のボス。

 

タオルがなかったのでドンキへ向かうも雨。靴下も買う羽目になった。晴れの国岡山どうしたんだよ。やっぱり糞の国だろ。

 

岡山のドンキはタオルが見当たらず、クソアイテムで遊んでいた。ミズゴローが怒りの般若お面を購入。

 

靴下だけ買い外へ向かうとタカトがいた。タカトに似てる人に本当に似ていた。何?

 

ドンキの外でなっとうのプレマにサインをし、サイン入りど真ん中太郎を配布する。大事に使ってくれよな。そうこうしていると岡山連続女児シャドボ犯のてんろーもやってきた。殺されるかと思ったが生き延びた。

 

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サイン入りど真ん中。プレミアや。

 

なっとうとお別れしラクテの車に乗り込み焼肉屋へ向かう。

 

ラクテカーへ向かう道中はツイッターの規制方針について語っていた。僕は「鬼ころし」を呟くときは絶対に「殺し」にならないように気をつけている。

 

いざラクテの車へ登場。あのラクテの車だ。前情報から"乱振"舞神G・W・Dと聞いていたのでかなり身構えていた。

 

結果から言うとマジで死ぬかと思った。歩行者を戦闘破壊してドローしようとするな。

 

焼肉屋へ命からがら到着するとあんみつがいた。助かった。いざ入店。

 

肉を頼み焼いて食べまくる。美味い。命の危機の後の飯は美味い。

 

あんみつが水を持ってきたがミズゴローのグラスだけ子ども用のグラスになりなんやかんやでタカトに押し付けられていた。

 

するとタカトはあんみつへのお土産として袋を取り出した。

 

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ザラメだ。ヤクの取引現場か?

僕はクスリはやってません。

 

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グラスにザラメを入れレモンダレを入れ塩を入れて混ぜたブツを作り飲んでいる。

 

「アナウォの友達」ぐらいの認知だったタカトが一瞬でやばいやつと認識された瞬間であった。ちなみにミズゴローのことをタカトはブロックしていた。アナウォを許すな。

 

やたらと火力の強い焼肉で「ラクテのツイッターや!」「バズった俺のリプ欄やんけ」とか言いながら肉を食した後、アイスを食うことにした。

 

そこには明らかに色がやばい上に「本日のアイス」みたいなところに名称のないアイスがあった。

 

我々はこれを夢見りあむアイスと名付け食すことにした。

 

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#夢見りあむ日本から出て行け

 

味はラムネっぽかった気がする。

 

焼肉屋を後にし、あんみつは一度自宅へ。俺たちはタオルなど購入するため別のドンキへ。

 

ここでもてんろー込みで謎Tシャツを見たり変身ベルト見たりして永遠にタオルを探していた。どうにか購入。

 

2階の入り口のカメラないところにグミが置いてあるのに対して「万引き推奨ってこと?」ってタカトが言ってたのがウケた。外には「万引き防止なんたら」って看板が出てたのもウケた。

 

事件はこのあと起きる。

 

スロープを降りて店から出ようとしたところ、急に後ろからバキバキバキ!!!って音がした。なんなんだ????

 

どうやら縁石かなにかに少し乗り上げたらしい。危険すぎる。

 

ラクテ「おーこれ擦っとるだけやから大丈夫大丈夫(超絶早口)」

助けて。

 

タカト「岡山ドバーランド名物アトラクション"オンボロ"舞神G・W・Dってこと?」

言ってる場合か。

 

ラクテ「俺音声入力より手打ちしたほうが早いから」

信号待ちでスマホを見ている。やめろ。

 

アナウォのバイト終わり待ちのためにコンビニ待機することに。

 

タカトは壁を触りながら「感触がなんか変」と言ったりラクテは物を運ぶ途上国の人間になっていた。

 

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ナマステ。

 

外で一服していると満足撮影会が開催される。

 

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てんろーの撮ってくれたこれすき。

 

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撮る人撮られる人。

 

アナウォを待つために駅に向かうもなかなかこない。クソ客に捕まったらしい。

 

やっと到着したアナウォ。しかしラクテカーに全員は乗らないため僕とタカトが駅で一度待つことにした。プチャヘンザしちゃダメってこと?

 

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深夜の岡山駅で行われるジョバンニミラー。マジで何?

 

アナウォに頼まれたモンエナを買いにコンビニに行き、ノリだけでポケカを買ったらアーゴヨンGXのSRが出た。しょっぱい。

 

そしてもう一度ラクテカーに搭乗する。

 

アナウォに家賃滞納魔導にいくらかかったかを語られた上に「ブルーアイズどれにするか悩んでるけど米シク10万すんねん。実質売ればタダやから投資。」とかほざいていた間はまだ平和だった。

 

なんと後ろに迫るパトカー!!!!!!!!!!!!!!岡山県警カーチェイスの始まり!!!!!!!!!!

 

ラクテ「お前ほんまはよどっか行ってくれやもぉ〜ありえんわマジで」

 

ギリギリまで後ろにいた。マジで止められるかと思っていた。

 

死ぬほど狭い道を通るとアナウォハウスに到着。地獄の扉は開かれた。

 

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アナウォハウスを見たぼく。マジで座れるところも寝るところもなかった。

 

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狭く汚いアナウォハウスで行われる限界カードバトル。タカトは無限に駄菓子を配っていた。

 

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噂のエアダッチ。この後なぜか首がもげてその瞬間塩ビパイプをブッ刺していた。人体錬成するな。

 

暗黒大陸での限界カードバトルは朝まで続き7〜8時ごろ睡眠。こうして岡山オフは始まった……。

 

 

次回予告

魔界へ行く、そう俺は決めた
ちゃんと辿り着けるのかも、帰ってこれるのかもわかんねぇような所だけど
じゃあな、螢子、桑原
俺、ちょっくら行ってくらぁ
次回、『別れ!それぞれの旅立ち』
伊達にあの世は見てねぇぜ!